WAN、タダノの移動式クレーン教育用シミュレータの開発に参画

3DCG・VR開発の知見を活かし、実機5機種の再現から技能評価・訓練機能の実装までを支援。

株式会社ワールドエリアネットワークス(本社:広島県広島市、代表取締役:三谷 歩、以下「WAN」)は、株式会社タダノが開発する移動式クレーン教育用シミュレータ「リフトトレーニングシミュレータ」の開発に参画しました。
WANは、これまで培ってきた3DCG・VRコンテンツの開発技術を活用し、タダノ製ラフテレーンクレーン5機種の3DCGによる再現をはじめ、訓練機能や自動採点、リプレイ機能など、本シミュレータの開発を技術面から支援しました。
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本シミュレーターの特長
実機に即した操作訓練を実現
タダノ製ラフテレーンクレーン5機種の動きを再現しているため、実際のクレーン操作を想定した訓練を行うことができます。

教育効果の見える化で、効率的なオペレータ育成
これまで感覚的に捉えられることの多かったクレーン操作を数値化する機能を搭載しました。ユーザ自身が習熟度や改善点を把握できるほか、指導者も客観的なデータに基づいて指導することができます。

リプレイ機能で操作結果を振り返り可能
リプレイ機能では、視点を自由に変えながら操作結果を確認し、理想的な軌道との差異を視覚的に振り返ることができます。これにより、指導者が常時付き添わずとも、ユーザ自身で改善点を確認しながら訓練を反復することが可能です。

VRゴーグルやインターネット回線がない環境でも使用可能
利用環境に応じて、柔軟にトレーニングを実施できます。例えば、没入感のあるVRモードに加え、モニターを使用したトレーニングにも対応しています。また、インターネットに接続していない環境でも訓練を実施できるアプリケーションとなっております。
管理者画面で全ユーザの習熟度を一元管理
登録済みの全ユーザを一覧で確認でき、ユーザごとの総合ランクとコース別の評価を確認可能です。管理監督者による技能の把握や、その後の指導に活用できます。
背景-建設業就業者は30年で3割減、若年層は1割程度にとどまる
建設業就業者は、1997年の685万人をピークに、2024年には477万人と約3割減少しています※1。また、就業者のうち55歳以上が36.7%を占める一方、29歳以下は11.7%に留まり※2、中長期的な担い手の確保・育成が喫緊の課題となっています。
こうした技能継承が求められる作業の一つが、移動式クレーンの操作です。クレーン操作は単にレバーを使ってミリ単位で荷を移動させるだけでなく、荷物の揺れや状態、刻刻と変化する現場環境にあわせて、正確かつ安全に操作する技能が求められます。このため、一人前のオペレータを育成するには数年単位の経験が必要とされていますが、熟練オペレータは減少傾向にあります。また、オペレータの技能は実際の工事現場で培われることが多いものの、安全面や環境面の制約から、実践に近い訓練環境を十分に確保するのは容易ではありません。
このような課題を背景に、建設用クレーンを製造・販売するタダノは、実機を使用することなく、安全な環境でクレーン操作を訓練できる「リフトトレーニングシミュレータ」の開発に着手しました。
WANは、3DCGやVRを活用したシミュレータ開発の知見を生かし、本シミュレータの開発に参画。タダノが有するクレーンに関する知見をもとに、実在する機種の挙動を3DCG上で再現するとともに、操作技能の評価や訓練結果の振り返りを支援する各種機能の実装に取り組みました。
会社概要
株式会社ワールドエリアネットワークス(本社所在地:広島県広島市中区、代表者:三谷 歩)は、3DCG・XR(VR/AR/MR)をはじめとした、デジタルコンテンツ制作会社です。建設・土木分野の訓練シミュレータや遠隔操縦アプリ、美術館・大学向けのバーチャル展示、プロジェクションマッピングなどを幅広く手掛けています。
| URL | https://wan-hiroshima.jp/ |
| 業種 | 情報通信 |
| 本社所在地 | 広島県広島市中区大手町2-2-13 ザ・ガーデンプレイス紙屋町5F |
| 電話番号 | 082-207-2601 |
| 代表者名 | 三谷歩 |
| 上場 | 未上場 |
| 資本金 | 100万円 |
| 設立 | 2010年12月 |
本リリースに関するお問い合わせ
マーケティング部
お問い合わせ:https://wan-hiroshima.jp/contact/ 電話番号:082-207-2601
引用元
※1:国土交通省 九州地方整備局 技術管理課「令和7年度 公共工事の現状と取り組み」
※2:国土交通省「令和8年版 国土交通白書」


